
毎年2月頃から4月末で開催される「ヤマザキ春のパン祭り」
使い勝手のいいシンプルなデザインの食器を一定のポイントと交換ができる全国で一番有名と言っても過言ではないお祭りだ!笑
今回そんな主婦の皆さんを始め楽しみにしている人が多いこのイベントに泥を塗る行為が多発しているという。
それがシールだけを剥がしていく行為だ。
この行為は窃盗罪に問われる可能性がある。窃盗罪は10年以下の懲役または50万円以下の罰金という重い罪だ。
そもそもこの問題を世に広げた火付け役がいる。それがこのツイートからだ!
愚痴ツイあまりしたくないけどさせてもらうね。
スーパーでバイトしてて、パンの値引きも担当してるんだけど『ヤマザキ春のパン祭り』のシールだけ取っていくお客様が多すぎて本当に困ってる。このシール1枚ないだけで売り物にならなくて廃棄しざるを得ないのが本当に勿体ない。
本当にやめて欲しい。 pic.twitter.com/bN3UHeSK78— ねぎ?? (@Nemu_IlIl) 2019年3月9日
この”ねぎ??”さんのツイート皮切りこの問題が全国で起こっている波紋が広がり問題視され始めた。
ツイートにもあるようにこれには窃盗以外にも問題がある。それはシールが無くなったパンが賞味期限前に廃棄されている点だ。世界の飢餓人口の増加は続いており、2017年には8億2100万人、9人に1人が飢えに苦しんでいるユニセフが公表しております。子どもの発育阻害から成人の肥満に至るまで、様々な形態の栄養不良の改善は限定的なものになっており、何百万もの人々の健康を危険に晒しています。そんな国がある中で日本では食料を捨て続けるしかない状況に陥っていることに目を向けて欲しい。
これは大問題だと思う。また下の動画を見て頂きたい。時間のない方は4分15秒から御覧ください。
Japan – The Strange Country (Japanese ver.) from Kenichi on Vimeo.
こちらの動画は2010年に大学生の卒業制作によって作られたものです。少し前の話なので数値など若干の差異はあるが大きく変化はしていないはずです。
また動画内容が11分と少し長いですが、小気味の良いアニメーションとナレーションで長さを感じません!内容も面白く、興味深いです。時間のある方はぜひ一度最後まで見ていただけたらと思います。
投稿者さん曰く「日本で生活していると、当たり前すぎて気づかない「不思議な事実」を、海外で生活した経験も生かし、外国人の視点から統計とともに映像化しました。」とのことです。
春のパン祭りからだいぶ話はそれましたがこれほど食料を捨てている国はそうありません。食料を捨てる原因を作っているシールの窃盗犯もしかり、こういった出来事を招いているヤマザキパンさんもシールではない方法で実施を検討して欲しいですね。例えばパスコさんのように「袋に印字する方法」や「袋の内側からしか見えないパスワードを書きネットでポイント整理を行う」など手段はいくらでもあると思うのでぜひ改善に努めて欲しいと個人的には思っています。
ですがやはり根源はシールを窃盗をしている方々です。
現在の日本人は世界から競技場の帰り際にゴミを片付けた行為や震災の際の譲り合いの精神など受けその国民性が称賛されています。
一方でこんなつまらない犯罪を平気で起こす人が多数いるこんな国が2020年に開催する東京オリピックで外国人観光客に「お・も・て・な・し」を行うことは果たして出来るのでしょうか。
日本人であることに誇りを持って、こういった事をしない、させない世の中になることを心から祈っています。
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